こちらでは「天使からの手紙」をはじめるまでの私(由佳)のことについて書いています。
天使さんたちより「真実を書いてください」と伝わってきているため、
今まであまり書かないできたことについても書いてみました。
すこし長くなりますが、ハートで受けとるようなつもりでお読みいただければと思います。
(最初の内容にかなり追加しています。)
子どもの頃から
「最後は死んでしまうのに、人が一生懸命生きるのはどうしてだろう」
と考えたりしていました。
生まれてくる前にいた場所の感覚があり
「そこに戻りたい」と思ってしまったり
子ども心に「ここで生きることは大変だ」と感じることもありました。
ある時、姿の見えない存在が、「今は戻ることはできない」ことや「生まれてきた目的」について教えてくれた、という感覚がありました。小学生の時のことです。
その時の記憶や伝えられたことの具体的な内容は消えてしまいましたが、
「戻ることはできない=ここで生きる」ということだけが心に強く残りました。
中学生の時に教室のなかで、突然そこにいるすべての人の体感覚が
一気になだれこんできました。
自分では体の動きをとめることもできない状態でした。
訳もわからないまま受けとり続けるしかなく、
私にとって、大変な日々のはじまりでした。
体が痛くなったり、重い感覚になることもあり
毎晩手を体にあてて自然と癒すようになりました。
***
癒すことで楽になりましたが
一日を過ごすとまた同じような状態になってしまうので、毎日癒さなくてはなりませんでした。
また、「なにもない」状態まで意識をあげていき、心身を休めたりもしていました。
その状態では、受けとったものが自然に浄化されていきました。
こうした浄化のための時間として、その度に数時間かかっていました。
ある日いつものように癒そうとしましたが、終わりの見えない状況に悲しくなり、一人でいるときに泣きだしてしまいました。
その瞬間、大きなエネルギーに包まれ、一瞬で楽になってしまったことがあります。
その後も重いエネルギーを感じることはつづいたのですが
頭の中にポンっと愛のある言葉がおりてきたり
助けを求めた途端にヒーリングエネルギーがなだれ込んできたりと
いつも誰かに助けられていることを感じていました。
その存在の姿は見えませんでしたが、不思議に思うことはなく自然に受け入れてきたように思います。
***
本屋さんで彼ら(見えない存在)に「おすすめの本」を聞いてみたことがあります。
自然に体が動き、ひとつの棚の前に立ちました。
それは実用書の棚だったのですが、目の前になぜか天使の本が置いてあったのです。
天使と出会った女性が書いた本でした。
(日本ではほとんど知られていない方だと思います。)
そして、いつもそばにいる存在は天使だと気づきました。
***
天使と共に毎日ヒーリングをするなかで、
エネルギーについてすこしずつ知ることになりました。
また天使は、生きていく上で「なぜ?」と感じることについて
私自身の感覚や経験の中で”気づき”というかたちで、こたえてくれました。
天使の姿や光として目の前に現れてくれた時期もありました。
(一時期そのような分かりやすいかたちをとって見せてくれたことで、自分の経験を信じる助けになったと思います。)
そのなかで、私自身のことについて「ヒーラーです」と、伝えられたことがありました。
日本語で聴こえたわけではありませんが、はっきりとその言葉が伝わってきたのです。
なぜかそのときは、その言葉の意味について深く考えることはありませんでした。
***
受けとった情報(メッセージ)を言葉として書きとめるようになり
人へお伝えするようになりました。
初めはメッセージを人にお伝えしてよいものか迷いもありましたが
ひとつ決心して行動する度に、光がいくつも現れたり、
私自身が光に包まれたりと、いろいろなことが起こることに気がつきました。
私は一人ではなく、見えない世界でたくさんの存在が一緒にはたらいてくれていることを感じました。
***
ある時、天使たちの「愛」の感覚について教えてくださいと祈りました。
祈ったこと自体はすぐに忘れてしまったのですが
その後、別のことで気づきがあり、一人で納得して喜んでいた時のこと
上から私を見ている天使の顔が一瞬ですがはっきり見えたのです。
その時に見えた天使の顔は能面のように無表情だったのですが、
私がどんな状態の時も、変わらずに同じ在り方で「見ている」ということが
その一瞬で伝わってきて、自然に涙が流れました。
それが、天使の「愛し方」なのだ、と気づきました。
***
私はエネルギーを受けとりやすいため
たとえば道を歩いているだけでも、すれ違う人の波動を感じますし
電車や建物のなかなどにいると、その場にいる人たちから黒いもやもやっとしたエネルギーが
一斉に集まってくるのが見えることもあります。
人の痛みに気づくと「何かしなくてはいけないのでは」と思ってしまうこともありました。
毎日体に手をあててヒーリングしたり、自分のものではない感情の区別などをしながら
どうしたら自分以外のエネルギーを受けとらずにいられるのか、
自分の何を変えればいいのかといつも考えていました。
エネルギー的に良くない影響を受けてしまっているのではと思っていたのです。
***
メッセージを受けとりながらわかってきたことは、
私は「ヒーラー(癒す人)」としてのはたらきをもっているため
対応するエネルギーである「癒し(光)を必要とするエネルギー」が集まるそうです。
これは良くない影響を受けてしまっているのではなく、
私にとっては「自然なこと」なのだそうです。
天使たちによってかなり強く守られていることは感じていましたが
「癒しを必要とするエネルギー」が集まることをとめることはできないそうです。
そして毎日天使と共にヒーリングをしてきたのは、
そうして集まったエネルギーを浄化しているのだ、ということでした。
また、亡くなった方がどうしたらいいのか分からずに彷徨っていることがあるようで
そうした方を行くべきところへお送りすることもあります。
こうしたことは、自然にしてきたので
認識するまでに時間が必要でした。
日々のヒーリングや光をおろすことはこれまで自然にしていたのですが
自分の状況に対処するために必要なことは、
すべて知っていたことにも気づきました。
***
学生生活や、社会人となってからはお勤めもしていましたので
浄化が追いつかずに体に残ってしまい、足をひきずりながら歩いていたこともありますし
負の感情を持っている人のエネルギーがそのまま飛び込んできてしまったり
光を必要としている状態の人へ自分のエネルギーがすべて流れてしまったり・・・
「死ぬかもしれないな」という状態になってしまったこともあります。
また、そばにいる人や目の合った人の意識が飛んでしまうことがよくあり
自動的にヒーリングがはじまってしまうこともありました。
※「天使からの手紙」では天使とともに、安全で私自身もクリアな状態でメッセージをおろしており、ここに書いたようなことはありませんのでご安心ください。
***
また、癒しが必要な状況や人にあうと、
つい何とかしようとしてしまうことがあったのですが
なぜか負のエネルギーを引きとってしまうようなことがよくありました。
本来、人は起こることについて、ひとつひとつ対応していくことで進化・成長していきます。
(課題やテーマ)
しかし、私の場合はそのような仕組みになっていないので、すべて裏目にでてしまうのだそうです。
癒しが必要な状況を目にしても、天使にまかせ
私自身は「幸せでいるだけでいい」と伝えられました。
(幸せな状態=すべてはうまくいっていることを知っている状態。祈り)
それを伝えてくれたのはいつも一緒にいる天使ではなく、大天使とよばれる存在でした。
その時は、人の姿をとってあらわれ、叱る感じで伝えられました。
(私は普段は見えないのですが、起こっていることを理解するために天使たちが必要とした時には見えるようにしてくれているようです。
霊的な感度がかなりひらいているため、負担を減らすために普段は見えないようにしてくれているとのことです。)
現実面に対応することは、すべて空回りになってしまうことは感じていたので
これをきいてほっとしました。
ただ、自分の感覚のなかで他の人と何が違うのか、完全には分からないこともあり
「天使からの手紙」でメッセージをお伝えする際は
天使さんたちの言うことをできるだけそのままお伝えすることや
私の言葉でお伝えするときに、天使さんたちに確認をとりながらお伝えすることを
気をつけています。
***
「ヒーラー」や「天使」という言葉の雰囲気から
キラキラ、ふわふわした世界をイメージされる方もおられると思うのですが
そうしたイメージとは逆の世界に対応してきました。
外にいる時だけではなく、一人で部屋にいる時も、寝ている時も
常にエネルギーが集まってきます。
夜中にぱちっと目が覚めて浄化しはじめることもあります。
いつも自分のキャッチしているものについて対応しつづけている状態です。
自分に起こっていることを理解し、浄化できることを知ったいまは落ち着いて対応していますが
軽く考えている訳ではなく、やはり体に残ってしまうと大変なことになってしまうこともあり
浄化はしつづけています。
いろいろなことがありますが、どの時も不思議と、こわいと思ったり、驚くことはなく
死にかけたときも、体が回復するとまたむくっと起き上がり進み始めるような
自分自身でもすこしひいてしまうような強さがあります。
子どものころから「何かやることがあり、忘れてはいけない」と感じており
すこしずつ思い出しながら手探りで進んできました。
***
私にとって、見えない世界が存在することは自然なことでしたが
スピリチュアルなことを仕事にするとは思ったことがありませんでした。
もともと天使や妖精が好きで、スピリチュアルな世界にあこがれていたということでもありません。
人には自由意志があるときいたことがありますが
私自身は見えない世界との繋がりによって動かされていると感じることが多く
見えない力によってグイっとここまで連れてこられた、というような感覚です。
使命感というほどのものはありませんし
私自身は立派な人でも悟った人でもありません。
ただ、「ヒーリングのためにここにいるんだな」とは感じており
一見理不尽に見える状況でも、どこかで受け入れている意識があったと思います。
自分の未来を思い描いたり、計画を立てたりする余裕もなく
置かれた場所でなんとか生きていくために
その都度できることをしていたら
ここにいる、という感覚です。
***
世間的には理解されにくい状況のなかで生きることは
私にとってなかなか大変な経験でしたが
「天使からの手紙」や普段の人との関わりのなかで
どんなお悩みやお話をきいても
ジャッジすることなく素直に受け入れることができるのは恩恵かもしれません。
***
エネルギー的に良くない影響を受けてしまっていると考えていたとき
「なぜ」なのか、天に問いかけてみたことがあります。
光に包まれ
「生まれてきたのは、愛するため。
そのために、(人の思いを)知りたかった」
と短く伝わってきました。
いつもとすこし雰囲気が違い、私の本質からの言葉だと感じました。
また別の時には
「(あなたが気にしていることは)感度の違い(によるもの)だけです」
と伝わってきたこともありました。
どんな感触のエネルギーにもそれ自体に誰かを傷つけようとする意図はなく、
ただその状態である、ということにすこしずつ気づいていきました。
「ただその状態である」という視点で、相手や物事を見ることは
天使が伝えてくれた「愛する」ということのひとつのあり方のように思います。
ゆっくりゆっくりの歩みでしたが
自分の感覚を信頼できるようになってきたと思います。
***
「天使からの手紙」をお送りすると、
メッセージを読む前や、読み始めてすぐに涙が流れたと教えてくださる方が
たくさんおられることに気づきました。
メッセージをお伝えすることは
チャネリング(高次元の情報をおろすこと)のようでありながら
ヒーリングでもあると感じています。
***
生きるなかでは「どうしよう」と思うことや迷うこともありますが
どんなひとも自分の道を進む力をもっていると思います。
癒しとは、本当の自分を知ること。
(自分の本質と繋がること、一致すること)
「天使からの手紙」を通じて、
本当の自分を知っていくお手伝いができましたらうれしく思います。
***
私たちは、自分の中の自然(本質)と繋がって生きるときに
幸せを感じられます。
それは、
内なる声に耳を傾けること
自分を大切にすること
どんな自分もOKだと知ること。
特別な何かを自分の外側に求めて、手に入れようとすることよりも
実はずっと簡単に、深く、安心できる方法なのです。
天使からの手紙 由佳
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